フリーランスとリベラル・アーツ

「僕は君たちに武器を配りたい」
という本が昔流行ったことがある。

エンジェル投資家、経営コンサルの瀧本哲史さんの本で
その中に「リベラル・アーツを学ぶことの重要性」について強く書かれていた。

この本は2011年出版されたもので11年も前になる。
でも、最近読み直してもとても腹に落ちる内容だ。

いや、むしろ現代のほうがより刺さる内容だ。
瀧本哲史さんは若くしてなくなった。

その後、リベラルアーツの重要性が再度注目されるまで少し時が経つ
そして、今は山口周さんの本がとても人気だ。

「自由になるための技術 リベラルアーツ」
「武器になる哲学」
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」」
などヒット作を矢継ぎ早に著作している。

山口さんの本を読むと、僕は瀧本さんの本を思い出す。
共通点としては元来重要視されてきた論理的思考ではなく「創造性や教養」を学ぶことの大切さを説いていることだ。

そしてそれは僕らフリーランスにとっても例外ではない。
技術や効率の追求はもちろん必要だけど
それらは教養という土台の上になりたっている。

リベラルアーツ(教養)は哲学、芸術、文学、社会学など一見実学や利益に結びつきにくい分野だ。
しかし、本来リベラルアーツは「自由になるための学問」と呼ばれており
「なんのために働くのか?」
「なぜ生きているのか?」
といった根源的な問いに対して考えることができる。

フリーランスの意思決定は自分自身だ。
その判断のコンパスになる思想や思考を強くするためにもリベラルアーツは必要だ。

目の前の利益を追求するあまり無意識に倫理観を失ったり
お金に目がくらみ社員や家族を蔑ろにしてしまったり
そのような自体に陥ってしまったらどんなにお金があっても技術があっても孤独で不幸な最後が訪れる。

リベラルアーツには決められた一つの答えがあるわけではなく
様々な考え方や思考を学び、自分の人生に取り入れていく行為に近い。
また、社会全体を俯瞰して見たり資本主義とは切り離された創造の深淵を覗くこともできる。

そうして様々な世界に触れ思考することで倫理観、創造性、判断力を養っていくことができるのがリベラルアーツの重要性だと僕は思う。

 

 

 

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