フェイスブック、X、Instagramにブログ。
昨今、情報発信はうんざりするくらい多様化しています。
そして、新人スタッフが突然
「明日からSNSで毎日発信して毎週ブログ更新よろしく!」
と指令を受けることもあったり、、、
実際にこういった社内の情報発信の方法について相談を受けることが増えました。
技術の進歩で「誰でも情報発信ができる」ようにはなったんですが
それはあくまで技術的な障壁が下がっただけであって情報発信の内容を考える難しさは変わっていません。
Instagramに載せる写真はどんな風に撮ればいいのか?
リポストと引用って何が違うの?
ショート?リール?TikTokとなにが違うの?
ブログって一体何を書けばいいの?1000字以上なんて書けないよ、、、
ネット上にはそんな悩みが溢れています。
こうした情報発信を行い対外的なブランディングのサポートをする役割を
「広報」といいます。
大きな会社では専門の広報担当がおり、プレスリリースやSNSの管理、リリースイベントなどを行っています。
しかし、中小企業の場合、ほとんど日常業務を兼業であり
広報に関しても素人からスタートです。
そんな状態で始めても、二〜三ヶ月でネタ切れや日常業務に圧迫され更新はストップしてしまいます。
では、どうすればいいのか?
まずは大きな会社の広報と小さな会社の広報を切り分けて考えることから始めると良いと思います。
大きな会社の広報活動はとてもアクティブでキラキラしています。
Instagramでは華やかな写真やユニークな動画で彩られており、Xではそこに住んでいるかのようにリアクションがあります。
社内ブログも毎日のように更新され内容もバラエティ豊か。
しかしこれは専業のスタッフ+外注の優秀なチームが存在するから実現できる理想郷です。
ほとんどの人が兼業かつ一人でスキマ時間で対応するのが現状です。
大きな会社の広報活動は一旦頭の中から追い出して、まずはひとつ得意な分野をつくりましょう。
長文が得意な人はnote
短文が得意な人はX
写真が好きな人はInstagram
話すのが得意な人はyoutubeやStandFM(音声ブログ)
慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、
得意な分野であれば継続率が上がります。
ある程度継続していけば、自分が発信したことにリアクションがつき、少しずつ認知が上がっていきます。
そして内容の方向性だけ間違っていなければ確実に集客や認知拡大につながります。
ひとつ得意分野が生まれれば
発信自体に自信がついて、他のメディアに対する敷居も下がります。
結果複数のメディアによる情報発信を一人でこなす方もいます。(かなり大変ですが)
もしくは、上手に外部の専門家とチームを組んで
ブログや写真は自社でつくり、ショート動画の編集は外注したり
月に一度、力の入れた企画記事をライターさんに書いてもらうといった組み合わせで広報活動を行うこともあります。
こうした広報活動の方法は会社と人
業界や事業規模によって無数の組み合わせがあります。
しっかりとヒアリングして、一緒に運用しながら最適解を見つけていく必要があります。
もし広報活動でお悩みの方がいればぜひお気軽にご相談ください!
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