よく行くラーメン屋のお客さんが僕しかいなかった。

今日、よく行く近所のラーメン屋さんに行った。

担々麺が美味しくて、たまに無性に食べたくなるお店。
お店に入ると、お客さんは僕だけだった。

心なし、お店の人も元気がなくて
少し、悲しい気持ちになった。

 

 

生き残る術を考える。

担々麺を食べたその足で、近所をぐるっと回ってみた。
「休業」「休業」「休業」
健軍周辺の人気店も軒並み休業していた。

いつまで続くかわからないこの長いトンネルを抜けたとき
世の中から美味しい食べ物とお酒を楽しむ空間なくなってしまうんじゃないか?

僕の頭では、苦しんでいるお店を助ける特効薬は浮かばない。
でも、少しでも役に立ちそうな術を振り絞って考えてみたい。

 

 

広報力を高める

休業や時短により、もしいつもより時間に余裕が生まれたのであれば
ぜひやっていほしいことがあります。
それが会社の「広報力」を高めることです。

広報力を簡単に言うと
「多くの人に知ってもらう活動」です。

例えば、今のこの記事を読んでいる人は
僕やズートリッパーのことを少しでも知っていただけてるように
ブログを書いてSNSで発信することも立派な広報活動です。

「単純接触の原理」という言葉があります。
これは、人は接触回数に応じて購買率が高まるという原理です。

飲食店においても、接点を増やし生活者に情報を届け続けることで
店舗に足を運んでもらう、テイクアウトしてもらう、ウーバーイーツなど配達の注文をしてもらう
といった行動へつながる確率があがります。

 

 

具体的な方法

では、ここからは具体的な方法をいくつか書いて行きたいと思います。

 

ブログで発信する

今僕が行っている方法です。
文章と写真を使って発信する方法です。
メリットは、受け取り手が幅広い環境で読めること、
特別な技術やツールが不要で無料で始められることかなと思います。

とりあえずブログを初めてする方はnoteが使いやすいです。
https://note.com/

自社サイトにブログ機能がついてる場合はそちらで発信するのがオススメです。
なぜならブログを書き続けることで様々なキーワードでGoogle等で検索した時に自社サイトが表示されるようになるからです。
例えば4年前にブログで動植物園の記事を書いたのですが、その影響で未だに
「熊本動植物園 ジェットコースター」で検索すると「まいにちズートリ」のサイトが表示されます。

僕は好き勝手書いてるのであまり仕事につながることはありませんが
しっかり受注につながるキーワードを狙って書くことで集客につなげることが可能です。

親友であり、僕が通ってる空手道場光進会の代表安河内くんはどんなに忙しくて体調が悪いときでも必ず定期的にブログを更新しています。
https://koushin-kai.jp/
その地道な努力が実を結びはじめ、アクセス数が増え入会の問い合わせも増えています。(毎週長文の投稿はほんとすごいなと思います)
彼のブログの特徴は新規会員獲得というよりも、既存の会員さんに向けた発信がほとんどです。
子どもたちの練習で頑張る姿や、空手の指導の考え方などを熱意をもって発信しています。
その結果、とても低い退会率を実現しています。

ブログはコンセプト次第で様々な方向性から運営することができます。
例えば僕がラーメン屋さんなら、
「ラーメン屋が選ぶ熊本の美味しいラーメン屋100選」みたいな企画をつくってブログを書くと思います。
一見、他店を紹介して売上が落ちそうに見えますが、他店の情報で検索した時にも自分のお店が表示される可能性があるので接触回数を増やすことが可能です。

距離が近い場合、お客さんの人数が多くて人気店だと座れなさそうな場合、雨で行列に並ぶのがしんどいとき、定休日のとき
様々なシチュエーションでお客さんが流れてくる可能性があります。

 

SNSで発信

ブログは生活者が自分で情報を探してた結果たどり着く受動的なメディアです。
SNSはつながったユーザーに能動的に発信できるメディアです。

「お客さん」とネットを通じてより友人に近い関係になることができます。
また、今の常連さんやファンを可視化することができます。
それは時に「いいね」や「シェア」といった形で広報活動をサポートしてくれることもあります。

SNS上でたくさんのコミュニケーションを取ることは、リアルでお客さんと話をすることと同じです。
そしてSNSの場合は、たくさんの人がそのコミュニケーションを読むことができます。

時間と熱意しだいではありますが
何をしたらわからない場合は、一旦全部やってみるのがいいと思います。
フェイスブック、Instagram、Twitter、TikTok
やってみて、肌で感覚をつかむことで各SNSの空気やユーザー層がわかってきます。

あとは、上手いなぁとおもうアカウントをみつけて観察して真似することから始めるのがおすすめです。

 

youtubeで発信

近年、急速に広報で活用されているのがyoutubeです。
理由しては、youtubeでの動画視聴が幅広い世代で一般化したことが上げられます。
世代によってはTVよりも視聴時間が多く、業種によってはブログやSNSよりも広報効果が高い場合もあるそうです。

youtubeでの発信は上記の2つに比べて少々ハードルが高くなります。
「企画」「撮影」「出演」「編集」を行う必要があるからです。
その部分を外注することも可能ですが、youtbe広報は動画数も大事な要素のためコスト面から考えると
個人経営の飲食店は費用対効果が合わないと考えます。

つまり「自分で全部やる」という必要があるわけです。
「プロじゃないしそんなのできるわけないじゃん」
と思う人もいるかもしれません。

しかし、実際にやってる人はたくさんいます。
僕が通っている柔術のジムは2つのyoutubeアカウントを運営しており
企画、撮影、出演、編集のすべてを自分たちで行ってました。

■メインチャンネル
https://www.youtube.com/c/tatorubjj

■サブチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCUzjaBZGep8wlYLH0kkkBCg?app=desktop

格闘技道場というまったく畑違いのジャンルでありながら
1から学び発信を続けています。
その結果、新規入会をストップするほどの会員数にまで成長しました。

広報手法などサブチャンネルの方で発信されているので興味がある方はぜひ(僕も勉強になります)

 

 

 

できることことから始めてみる

今回紹介した方法は基本的でありながら、時間があればお金のかからない方法です。
僕自身も独立してから今までブログやSNSなど様々メディアを試して失敗して続けてきました。
恥をかいても、うまくいかなくても、とにかくトライアンドエラーを繰り返すことで広報力は鍛えられていくと思います。

そして、これからの時代は自分自身の広報力を鍛えることで
とても強い武器を得られる時代です。
また、広報力はすべての職業に応用できる汎用性の高いスキルです。

今回の記事が少しでも広報に興味を持ってもらう一助になれれば嬉しいです。
では!きょうはこのへんで!

 

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