ウェブサイトにおいてコンテンツは非常に重要な要素である。
一般的にコンテンツは下層ページや特設ページなどページ単位で語られる事が多いが
実際は、詳細にしていくことでバナー1つもコンテンツとして定義できる。
小さなコンテンツの集合がページでありページの集合が1つのサイトという考え方だ。
更に外側のSNSやyoutubeの動画などもコンテンツであり、地球をまわる衛星のようにまとめて1つの集合体として考えることができる。
そういったコンテンツを連携し相乗効果を得ることで強いコンテンツを作っていくことができる。
つまり1つのコンテンツが強くても、それは部分のみが強化されただけであり
全体の連帯が前提になければいびつな形になることがある。
ここで重要なのは「設計」であり、全体を俯瞰して見る力だ。
ディレクターには、全体を俯瞰する力と詳細を鮮明に見る解像度の2つの力が重要になる。
「そのコンテンツはクライアントに必要なのか?」を考え、
「コンテンツの質は高いのか」を見極める能力だ。
特にコンテンツ自体を考える必要がある場合、
解像度だけではなく、企画を行うための発想力や表現力も必要になってくる。
企画ができるディレクターは非常に強力で、どうしても似通ってしまいがちなウェブサイトに独自性を付加することができる。
独自性の強いコンテンツは強い差別化要素になる。
もちろんターゲットにとって有益で、かつコンバージョンを意識したものでなければいけない。
そのためにはマーケティングの素養が必要となる。
そう考えた時にやはり全ての学問は数珠つなぎになっているんだなと感じる。
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