フリーランサーが格闘技する意味なくない?

思い起こせば僕は、15歳のころ空手を始めてから
ずっと何かしらのトレーニングをしてます。

空手をベースにジムに通ってみたり、最近だと柔術を習ってみたり。
週4〜5回はどこかでトレーニングをしています。

そんな生活をしていると
「仕事しろ」
「いったい何になりたいの?」
「脳筋」
とか言われます。

なので、今日は普通の社会人が格闘技をするメリットを書きたいなぁと思います。

 

 

さやに収めたままで十分

格闘技を長く続けていて、練習も真面目にやっている人は
何もしていない人に殴りかかられても、ほぼ抑え込むことができます。
そして、その「抑え込めるよ」という雰囲気は不思議と伝わるもので
争い事になることがすごく減ります。

それに、格闘技をやってるとあんまり怒らなくなります。
それは自分より強い人がたくさんいる世界で競い合ってるからだと思います。
真面目に頑張ってきた「格闘技」というスキルを喧嘩や相手を威嚇するために使うことの愚かさを知ってるからです。

仕事においても、飲みの席やトラブルなどで誰かが激昂するような状況があっても
冷静に安全に収める方法を考えることができるようになります。
殴られることや掴みかかられることがあまり怖くないというのは結構役立ちます。

僕が昔空手の先生から言われた好きな言葉があります。
「刀は鞘から抜かなくていい、でも常に研いでおけ」

真面目に格闘技をやってる人が刀を抜く時は
絶対に守らなければいけない場面や命の危険を感じた時だけでいいと思います。

 

 

格闘技やってる人&好きな人めっちゃ多い

これは実際に僕の話なのですが
この業界内でも格闘技をやってる人もしくは好きな人がとても多いです。
特にフリーランスや経営者に多くて
それだけで仲良くなれます。

僕がまだこの業界に入ったばかりのころ
フルコンタクト空手をやっている同業の方々に誘っていただいて道場を借りてスパーリング交流会をしました。
スパーリングをするとすごく仲良くなります。

「戦う」
という行為は、一見仲が悪くなりそうですが
実際は、すごく深いコミュニケーションなんです。

例えば2分間のスパーリングであれば
その2分間、めっちゃ真剣に相手のことを考えます。
どうやったら自分の攻撃が当たるか?相手はどんな攻撃をしてくるか?

その結果、戦ってる最中は真剣勝負ですが
終わるとすごく仲良くなります。

最近はじめた柔術も
コックさん、税理士さん、自衛官の方など多種多様な会員さんがいますが
スパーリングをするとすぐに仲良くなれました。

 

 

仕事と距離をおく。

「24時間営業」
広告や制作の仕事は、常にアンテナを張って仕事の種を集めることが大事と教わりました。
でも人間なのでずっと仕事のことばかり考えていると滅入ってきます。

そこで大事なのが「距離をおくこと」
仕事のことを完全に忘れる時間をつくることで休息ができ仕事の能率があがります。
パソコンもつけっぱなしよりもたまにシャットダウンしたほうが長持ちするのと一緒ですね。

しかし、この「仕事を忘れる」というのは一筋縄ではいきません。

ウォーキングやサイクリングくらいの負荷だと
むしろ仕事のことを考えちゃいます。

では、どうするればいいか?

仕事のことを考えられないくらい脳に負荷をかける運動がベストです。

格闘技の練習は、とても複雑な動きを相手の動きに合わせて行います。
そして心臓の音が聞こえてくるくらい心拍数があがります。

例えるなら走りながら高速でオセロしている感じです。

格闘技をしている60〜90分の間は完全に仕事のことを忘れて熱中しています。
そうすることで残りの時間を集中して仕事に当てることができます。

また僕の場合、練習後のアドレナリンが出た状態がアイデアがでやすいことが多くて
面白い企画や問題の解決策が練習帰りの車の中でパッと浮かんだりします。

 

 

いろんな世界を知ること。

この歳になると、仕事以外の知り合いが増えることってあまりなかったりします。
仕事で知り合った人とは仕事の話が中心になります。
この仕事が好きなのでまったく苦にならないのですが
どうしても思考や得られる情報や知識の範囲が狭くなっています。

空手や柔術の道場では、同業者はほとんどいないので
ほんとうに色んな話が聞けて世界が広がっていきます。

そして広がった世界で得られた知識や情報はこの仕事で企画や問題解決をするための素材になったりします。

以上が僕が格闘技をやっててメリットあるなーと思ったことです!
それでは!今日はこのへんで!

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