youtubeやInstagramを見ていると
いきなり現れるおじさん。
「誰でも○ヶ月でホームページがつくれるようになる!」
と、ドヤ顔でまくしたてるように話す怪しげな風貌なおじさん。
そんな広告に出会ったことありませんか?
目次
世は空前のフリーランスブーム
ランサーズの調査によると
2021年10月時点でフリーランス人口は約1577万人、経済規模は約23.8兆円。調査を開始した2015年と比較すると、フリーランス人口が約640万人、経済規模が約9.2兆円増加しているそうです。
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/1368/220/html/01_o.jpg.html
増加の原因としては、ホームページ制作に関しては開始時のコストが少なく、働く場所も自宅でよくランニングコストも非常に安く抑えられることが挙げられる。
昔は存在しなかった、会計サービスのfreeeやドロップボックスといった便利なサービスや
スラック、チャットワークなどの連絡ツールも普及し敷居がどんどん下がっています。
そういった要因が重なったこともあり、フリーランスで働く人が増えているんだと思います。
そして現れた「すぐにwebデザイナーになれますおじさん」
そうしたブームに乗っかる形で現れたのが
先に話した「すぐにつくれるようになります広告」です。
ほとんどの内容はオンラインスクールや情報商材でノウハウを提供する形になるんですが
ひとつ落とし穴があります。
「つくれるようになる」の定義です。
たとえば
「英語話せます」の定義はなんでしょうか?
アメリカの人とネイティブに会話ができること?
英検1級持っていること?
それとも犬を「Dog」って読めること?
すべて「英語が話せる」という定義に当てはまります。
しかし英語を使って仕事をするというレベルなら
ネイティブに会話が出来たり英検やTOEICでかなりのハイスコアを持っていないと厳しいでしょう。
つまり「ホームページがつくれるようになります」
というのも同じく作れるようにはなるかもしれませんが
実際に運用に耐えれるレベルのホームページがつくれるようになるとは言っていません。
つくれるだけでは十分ではない
実際にフリーランスになったとして
「つくれる」だけじゃ不十分です。
見積もりをつくって、提案して、ヒアリングして、構成を考えて
公開したあとも様々なトラブルが起こります。
そういったことにひとつひとつ対応していくスキルも含めてホームページ制作です。
つまり、そういったスクールで勉強してすぐにフリーランスになることはかなり不完全な状態であると言えます。
スタート時から完璧なフリーランスはいませんが
資格を取らなければなれないような仕事ではないため
様々なケーススタディを経て学ぶしかありません。
つまり「実地訓練」を受ける必要があります。
制作会社やアシスタントになり数年のキャリアを積むことで身につけることができます。(徒弟制度に近いなと思います)
実際、僕も専門学校で2年間勉強したあと、5年間広告代理店の制作部で経験を積ませていただいたんですが
最初の2年くらいは失敗ばかりでもしフリーランスになっていたら事業継続なんて出来ていたなかったと思います。
大きな会社であれば、同僚や先輩や会社のフォローでカバーできますが
フリーランスであればできません。
クライアントに直で迷惑をかけてしまいます。
そういった意味でも、簡単にwebデザイナーだったりホームページ制作で食べていけるみたいな広告の打ち方は
誇大広告だなぁと感じます。
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