月イチのディレクションの勉強会。
第二回は前回決めた題材について課題図書を出し、相手に説明するという形式で行いました。
まずは最初なので、簡単なお互い「マンガでわかる〜」的な本にしました(笑)
まずは大瀬良さん
目次
今月の勉強ジャンル:心理学
彼女自身が抱える課題として、ディレクションにおける折衝の部分でした。
打ち合わせやクリエイター達とのコミュニケーションにおいて今よりも円滑に行うための知識として今回「心理学」を選択しました。
勉強会の内容を抜粋して記載したいと思います。
好意の返報性
人は与えられた好意を返そうとする性質がある。
僕は昔、携帯電話販売のイベントスタッフをしていたんですが、その時の無料の抽選会やアメやティッシュを配ってたんですね。
アメやティッシュだけでも、この返報性は発揮されます。
実際に貰った人は話を聞いてくれる確率がグンッと上がります。不思議っすね。
非言語コミュニケーション
手振り身振りは相手に与える優位な効果がある。
メラビアンの法則が有名ですね。
受け取る情報を100とすると、相手から発せられる言語の内容である「言語情報」から7%、声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」から38%、そして相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%の情報を受けてるそうです。
初頭効果
人は相手を第一印象で決める
ドア・イン・ザ・フェイス
小さなイエスを踏んでから大きな要求を通すこと。
優秀な営業マンほど、この手法を上手に使ってると言われています。
これ、結構日常会話のスキルが高くないと引き出せないんですよね(笑)
あからさまなドアインザフェイスはわざとらしくて怪しい感じになるので
自然にするには練習が必要ですね。
カチッサー効果
働きかけによって深く考えることなしに、行動を起こしてしまう心理現象。
「今回の案件急がなければいけないので急いでもらっていいですか」って文字にすると何いってんだこいつってなりますが、実際に理由を明記してお願いした場合と比較しても承認される確率はほとんど変わらないという実験結果がでてるそうです。
親近効果
最初に言ったことよりも最後に言ったことの方が記憶と印象に残るという心理。
一般的にはテレフォンショッピングが分かりやすいですね。
最後に畳み掛けるように割引をして、印象に残す。
ウェブサイトではLPのような縦に長いサイトをつくるときに、最後に訴求ポイントを記載することで効果的に利用することができます。
社会的比較理論
誰もが無意識のうちに行なっている、「自分と他人を比べる」ということに関しての理論です。
この理論は僕自身普段使うことが多くて、自分のまわりにイエスマンや慕ってくれる後輩ばかりで固めると非常に危険で、自分よりも優秀でチャレンジをしている人に囲まれたほうが能力も考え方も人間性も向上する。
ペルソナペインティング
他人になりきって物事を進めたりすること。
例えば、「こんな時尊敬するあの人ならきっとこういう行動をとる!」みたいな感じです。
今はオンラインサロンなどで気軽に尊敬する人の考え方や行動を知ることが出来るのでペルソナペインティングも取り入れやすいかもですね。
課題の分離
「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けて考える方法です。
ほとんどの人が自分と他人の課題がごちゃまぜになっており、自分でコントロールできない問題に対して時間を使いすぎることで余計なストレスを抱えていることが多々あります。
そういった余計なストレスを貯めないように「課題の分離」を行います。
自分の発言に対し、相手がどう感じるか?
これはコントロールするのが難しいです。
よって、
「自分が伝えるべきこと」と「相手が感じること」は分けて考える必要があります。
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