ホームページ制作と制作会社

「フリーランス」

最近は20代前半で独立する人もたくさんいます。
でも、フリーランスと一言で言ってもそのスタイルは人それぞれです。

A.直請け案件がほとんどのフリーランス。
B.広告代理店の案件を中心に受ける人。
C.制作会社のチームとして動く人。
D.ハイブリッドに色んな分散させる人

僕の場合、Dの働き方をしています。
ひとつの会社と仕事をしすぎると、やっぱり会社員とあまり変わらない状況になってくるからです。
それが悪いとかではなくて、フリーランスとして色んな会社やチームと仕事して視野を広げていたいしそれが自分の性格に合っているというのが理由です。

今日は、その中でもフリーランスと制作会社の付き合い方にフォーカスして書いていきたいと思います。

 

 

フラットな関係が理想

フリーランスはどうしても雑な扱いを受けやすいです。
特に若くして独立すると、金額の交渉や作業量との整合性が取れないことが多くあります。

僕が知る限り良い制作会社さんは、
若いフリーランスでもきちんと仕事をする人に対しては業界の「定価」に近い金額で依頼してくれます。

そして値切ってくる人は毎回価格交渉をしてきます。

僕は幸せなことに、
恫喝やめっちゃ上から目線な制作会社や代理店と仕事をしたことはないけど
まわりの話はよく聞きます。

僕らフリーランスの中でやっぱり評判がいい会社は、
関係性がフラットな所ばかりです。
年齢・性別・立場、関係なく、
仕事と人柄で評価してくれます。

 

 

フリーランスにとって下請けは別に悪いことじゃない

「下請け」や「孫請」って聞くと
どうしても金額がやすかったり、土日や深夜に仕事するような緊急な案件が多いイメージがあるかもしれません。

でも、良い制作会社さんや代理店さんからもらう仕事はプロジェクトの最初の段階から入ることが多いし
実際、直請けする時よりも良い条件で仕事ができたりします。

それは、その制作会社さんのブランドで受注金額やプロジェクトのハンドリングができているからです。
なので、フリーランスは色んな制作会社さんとタッグを組むことはとても重要だと思います。

 

 

お互いが得する働き方

とはいえ、ひとつの制作会社に依存する働き方はフリーランスとして危険です。
命綱が一本だと、切られたら即谷底まで落ちてしまいます。

どんなに良い会社でもフリーランスで有り続ける限りはリスクヘッジをしないといけないと僕は思います。
そうすることでお互いに言いたいことが言える関係性も続けることができるからです。

下請け仕事ばかりするとフリーランス自体の価値が積み上がっていかないという指摘もありますが
こちらも良い制作会社さんは優秀なフリーランスを共有します。
他の制作会社や業界人にどんどん紹介します。
なので協業しつづけると仕事が捌ききれないほど増えます。

実際に、僕のまわりで若くして独立した人たちはこのパターンで忙しそうにしています。

実績を紹介する時も、ツイッターやフェイスブックできちんと作った人まで紹介しリンクまで貼ってくれます。
そのおかげで僕もまったく営業せずに4年間フリーランスで食っていけてます。

 

 

だれが育てるの?問題

どんどん独立が早くなっている今、
問題になるのが、
「新卒を雇ってもすぐ辞めちゃうからフリーランスにお願いしちゃおう問題」

雇用しても利益が出始める頃に独立してしまうパターンが多いからです。
そうすると雇用するリスクが高くなって、新卒採用が減る
この業界で食っていくための障壁が高くなってしまいます。

この問題はいくつかの解決方法があると思います。

一つは、
「フリーランスになるメリットをなくす」こと
フリーランスはある程度技術と営業力があれば会社員よりも稼げます。
更に働く場所も時間も自由です。
このメリットをなくしてしまえば独立するモチベーションが一気に下るんです。

・副業応援するぜ!
・リモートもオッケーだよ!

この2つを解禁するだけで独立する人は一気に減ると思います。
本当の意味で起業したい人は一握りで、
実際は「今の環境を変えたい!」「収入を上げたい!」というモチベーションの人が多いからです。

もう一つは
教育のコミュニティつくることです。
今までは会社で制作者を育てるという形が多かったけど
アシスタントとして色んな仕事をやりながら覚える仕組みをつくります。

今までとの違いは「フリーランスになることを前提とした仕組み」であり
最初から独立志向の人向けです。
更に人を雇う余裕がないけど忙しいフリーランスたちにとっては、
一人のスタッフをシェアリングすることで人件費を抑えることができます。

実際にカメラマン、ライター、スタイリストなどアシスタントをシェアしたいという声がありました。

全くの未経験からの場合は、徒弟制度方式がいいと思います。
一人のクリエイターに付いて一定期間仕事を勉強し、そのクリエイターに対して費用を支払う。
最終的にアシスタントとして雇ってもいいし、他のクリエイターとシェアリングしてもいいですね。

就職してからフリーランスになりたくなっちゃう人には1つ目の仕組み
最初からフリーランスになりたい人は2つ目の仕組み

この2つの仕組で上手くいくんじゃないかなーとズートリは思いました。

 

 

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