息子も爺になるほどの極寒の日にミルク牧場に行ったんだ。

コロナコロナ。。。

週末の予定は、密を避けるようにさまよう毎日。
だが、子どもたちは元気。
こんなに寒い日でもすっげー元気。

よし!じゃあ、めっちゃ人が少なそうな所に行こうじゃないか!
とパパは思い立った。

そして浮かんだ場所は
「ミルク牧場」

昔、冬のミルク牧場に行った時に全然人がいなかったからだ。

ここなら今の時期でも大丈夫だろう!
と、僕ら家族はミルク牧場へでかけた。

 

 

 

車を降りた瞬間、
家族全員が後悔することになる。

「寒すぎる」

冬の阿蘇をなめていた。
市内では5度くらいあった気温は最低-4度まで下がり
追い風のように風ががビュンビュン吹いているのだ。

「ぴぇんんんんんん。さむいぃぃぃぃ」
と3歳の娘が切れ始めた。

しかし、6歳の息子は無言で進む。
その背中に漢を感じた。

 

僕らはその背中についていった。

 

 

 

しかし、入場してすぐ、あまりの寒さに
とりあえず温かいものを飲みたいと売店でココアを買った。
というか、まばらなお客さん全員がココアを買っていた。
ココアを売ってるおばちゃんもくっそ寒そうだった。

 

暖を取れそうなスポットを見つけ、入場して5分で休憩。

 

寒さで目測を誤る娘

 

おじいさんみたいになった息子。

 

あまりの寒さに
「か、帰ろうか?」
と提案したけど、その瞬間アナウンス

 

「いまから、動物レースがはじまります」

 

走り出す子供たち
関節がガチガチで対応できない大人たちがゾンビのようについていくその光景はさながら世紀末のようだった。

 

やはり子供は風の子。
元気だ。

 

動物レースは見事に全員予想が外れた。
その後、味のあるゲームが無料で開放されたので、しばし楽しんだ後。

アスレチックで、息子の好きな「氷おにごっこ」をたしなんだ。

寒さで筋肉も関節もガチガチな大人は必死に子どもたちを追いかけた。
6歳にもなると子供の足は早いもので、嫁はほぼ追いつけなくなっていた。
南無三。

 

その後、園内を少し歩き、
最後に行き着いたのは「ふれあい広場」

ここは犬やうさぎやウマと触れ合うことができる。

動物とは密だが、人はほぼいなかった。

 

犬も寒いのか身を寄せ合っていた。
あったかそうだね!

 

一匹、狼のようなカッコいいワンコがいた。
ホワイトシェパードという珍しい犬種だそう。
歩く姿も神々しいワンちゃんだった。

 

 

しかし、
1日の9割は柵の向こう側にいるウサギをこうして眺めているそうだ。
そのギャップに萌えた。また会いに行きたい。

 

冬のミルク牧場。
2メートルどころか10メートル内に人がほとんどいない場所。

だが、そこは寒さを乗り越えればコロナ時代でも子供と一緒に楽しめる最高の場所なのかもしれない。

 

■阿蘇ミルク牧場
http://aso-milk.jp/

 

 

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