ホームページ制作はAIで出来ちゃうのか?

どうもー!ズートリ野田です!
いやー最近AIの進化すごいですね・・・
クリエイティブ業界でも戦々恐々です。
そりゃそうですよ。
ChatGPTにキャッチコピー考えてー!っていったら数秒で数十案考えてくれたり、
最近は画像や動画も作れるようになってるんですから。

そうなると、近い将来僕らのメシの種、ホームページも作れるようになってしまうんじゃないか?
今日は「ホームページはAIで出来ちゃうのか?」というテーマについて書いていきたいと思います!

 

AIでホームページはつくれるようになる

はい、結論から言うと
「AIでホームページはつくれるようになる」と思います。

え!じゃあもう廃業するしかないじゃん!とウェブ制作者のみなさんは絶望したかもしれません。
落ち着いてください。

「つくれる」って言っただけです。
料理をつくれるっていっても「うまい」とは限らないでしょう?

AIでホームページをつくることはできるようになるかもしれませんが(すでにできるかも)
それはクライアントの課題を解決するかどうかは別問題です。

では、クライアントが課題をAIに伝えた上でAIにホームページを作らせればいいのか?

多少クオリティは上がるかもしれませんが、そもそもそのクライアントが考える課題は本当に正しいのか?とAIが疑うことができません。
実際、ヒアリングの段階でクライアントの抱える課題は深く話すと変わってくることもあります。

 

AIはホームページをつくるための部分的なアウトプット手法だと思う

そう考えた時に、ホームページにおいて非常に大事なことは「つくる前」の段階だと僕は思う。
クライアントの課題を共有しじっくり話したり、市場のニーズやシーズを考えながら自社と社会とのバランスを取りながら方向性や表現手段を考えていくほうが良いホームページがつくれるはずだ。

しっかりと方向性や構成が決まったあとに部分的にAIに明確な指示を出しアウトプットをすることで工数を削減し費用を抑えることができれば理想的な使い方だなーと思う。

 

道具と使い手の関係が変わることのリスク

AIはあくまで道具であり、使い手は人間だ。
この関係性が逆転してしまうと良いホームページができないじゃないかと考える。
AIは優秀だし無限の知識を有しているけど、責任を取ることはできないし、最終的に判断するのは人間だ。

例えばAIが100サイトデザイン案を考えてくれたとしてもその中から選ぶのは人間だ。
その時に何を基準に選び、その決断に責任を持つことができるのか?

AIに依存しすぎて道具と使い手の関係が逆転してしまうと、
意思決定や思考力が落ちてしまうんじゃないかと思う。
AIは人々から「悩む」ことを減らしてくれるけど、
人は「悩む」から成長するんじゃないかと僕は思う。

ホームページも作る時にクライアントも制作者も沢山悩んで悩んでそして出来上がるものなんじゃないだろうか?
そしてその過程がないと人もビジネスも成長しない。

 

AIだけじゃ良いホームページはできない

ということで、AIだけじゃ良いホームページはできないっていうのが僕の結論になる。

とはいえ、気軽に情報発信ができるレベルのホームページはAIだけでもできるようになるだろうし
そこで発信するブログなどのコンテンツもAIに発信してもらえるようになると思う。
そういったホームページをつくってきた人の仕事はなくなっちゃうなと感じることもある。

一方で、そういったホームページは誰でも作れてしまうのであれば、一気にコモディティ化して価値が下がっていくだろうと思う。
つまりホームページを持っていることに価値があるわけではなく、その後、上手にホームページを運用する方法やノウハウであったりクリエイティブに関する知識や解像度を深めてAIと上手にコミュニケーションを取りアウトプットの質を上げる人たちの価値が相対的に上がっていくんだろう。

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