ホームページ制作と心理学

ホームページ制作と心理学。

一見遠そうな2つの分野だけど
実は近くにある。

まず、ホームページ制作を支える2つの重要な要素について説明したい。

ひとつめは「デザイン」だ。
見た目の造形を美しくするスキルだけど、実際はもっと深くまで能力を必要とする。
例えば、インテリアコーディネーターが家具をレイアウトする時にただ見た目の美しさだけではなく
住みやすさや生活動線、精神的な安定感などを考えるように
デザインも人がどのように感じるのか?という部分を考える必要がある。

赤という色は複数の意味を有している
①赤信号などで使われる危険を表す意味
②果実や香辛料など食欲や甘さなどポジティブな意味

ネガティブとポジティブの2つを有した矛盾した色ともいえる。
そしてそういった感情は人間の心理だ。

デザインはアートではなく、あくまで誰かに必要とされる何かをつくる仕事である。
そしてその対象は人である。

人の心理を深く理解してデザインを行う必要がある。
心理学の分野としては認知心理学が該当する。

デザインと認知心理学でいえばドナルド・ノーマンが有名である。
「誰のためのデザイン?」という本では世の中にあふれるデザインを認知心理学の視点から解説している。

ホームページも同じようにサイトの導線やユーザーが感じる配色
バナーデザインやフォームの設計など、人間心理を理解していることは非常に重要な要素であるといえる。

 

 

2つ目が「マーケティング」だ。
僕はホームページ制作を志してから同時にマーケティングの勉強をはじめた。

勉強会に通い、書籍を沢山読み、ホームページ制作にフィードバックを繰り返した。
その中で感じたのがマーケティングもデザインと同じく対象は人である。

人である以上、心理学の知識や考え方を深く理解していることはとても有用に働く。

そもそもマーケティング自体も心理学の実験や検証結果を元に様々な理論を形成している。
マーケティングと心理学はつながっているといっても過言ではない。

実際マーケティングでよく引用される理論は心理学や脳科学のものが多い

心理学はあくまで学問なので、その実験自体は純粋なものだけど
ビジネスや販売活動へ応用することでマーケティングへと変化する。

たとえば、ホームページ制作の場合はランディングページで心理学の応用が感じられる。

LPは1Pで他のページへのリンクが一切ありません。これは選択肢が増えると決定するエネルギーが発生すること防ぐ効果があります(決定回避の法則)

お客様の声はウィンザー効果といい第三者からの評価は信頼性や信ぴょう性を高める効果があります。

このように、デザインもマーケティングも心理学とは近い関係にあり相乗効果があります。

 

僕は今まで、書籍を中心として心理学を学んできたんですが
今後質の高いホームページ制作を行いたいと思い、心理学を本格的に勉強しようと考えています。

こちらのブログでも心理学✕ホームページで色々と情報を発信していきたいと思いますので興味がある方はぜひ覗いていってください。

 

 

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