僕は数年前まで「webデザイナー」という肩書だった。
それからグラデーションのように「webディレクター」に変わっていった。
webデザイナーの頃は、勉強する方向が分かりやすかった。
「webデザイン」の勉強をする。
そこから派生するように、紙系のデザインの本を読んだり、ユーザビリティの勉強をしたり
そんな感じで学んでいた。
ディレクターになると勉強する範囲が広がる。
というか学習の柵がなくなるイメージが近い。
調べるとディレクターは「監督」という意味に近い。
本来的な業務を挙げるなら
・制作の進行管理
・構成の作成
・素材の準備
・チームのキャスティング
・予算管理
・パシリ業務
辺りだろう。
映画の監督っているより、現場監督って感じだ。
しかし実際は
人によってやってることがかなり違う。
マーケティングやブランディングをバリバリしてる人もいれば
クリエイティブディレクターばりにクリエイティブコントロールが上手な人もいる
かと思えば面白い企画を無数に生み出す人もいたりする。
また、現場で手を動かす人も結構いる。
普通にデザインしたりガシガシコーディングしちゃう人もいる。
僕も、気づけば
必要とあれば写真も撮るし
依頼されれば文章も書く
冬にタンクトップで腕立て伏せもする。
ディレクターはなんでも屋。
「総合格闘家」に近い。
一方で
何を勉強していいか分からず
気づくとどの攻撃も武器にならない状態になってしまうことがある。
特にディレクターは仕事を人に振ることができるため
楽をしようとすればかなり楽をできてしまう。
右から左に受け流し続けるだけでも成立し
お金をもらうこともできる。
しかし、それは非常に危険なことだ。
往々にして炎上案件やブラック仕事環境のほとんどは、
そういった間にいるディレクターや営業が機能していないことが原因だったりするからだ。
優秀なディレクターほど炎上しないし、クリエイターに無理をさせないと思う。
その一方で限られた時間で成果を出さないといけない状況をつくるのも上手いのでクリエイターにとってはプレッシャーと集中力が求められる。
色んなことができるディレクターは
炎上しないよう最終的に自分で何とかしている内にそのスキルを身につけた人が多い。
理想は、ノートラブルでディレクターが手を動かさない状況だけど
そこにたどり着くまでには長い道のりが待ってる。
それに、デザインもコーディングも写真も動画も
一旦自分でやってみると気づくことが山程ある。
それらはディレクション業務において非常に役に立つ。
ディレクターは浅く広がる知識と経験の海を
その職を降りるまで泳ぎ続けないといけない。
でも、それは決して苦行ではなくて
驚きやワクワクの連続だ。
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