みなさんが「ホームページをつくろう!」と思い立って、最初にすることはなんでしょうか?
おそらく「誰につくってもらうか探す」ことだと思います。
方法としては大きく3つに分かれると思います。
①制作会社にお願いする
②フリーランスに依頼する
③自分でつくる
3つの方法はそれぞれメリットがあります。
今回はフリーランスに依頼するメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
目次
フリーランスにお願いすると安い?
まず、1つ目は料金が比較的安くなる傾向にあります。
ただ、この点に関しては必ずとはいえず、フリーランスのキャリアや実績によってかなり変わってきます。
あまりにも安い場合は、制作経験があまりない制作者の可能性があるので気をつけたほうが良いかもしれません。
少なくとも10件以上の実クライアントで制作実績がない場合、経験値としては低いかもしれません。
逆に費用を抑えたい場合はそういったフリーランスにお願いするのもありです。
おそらく相場の6〜7割くらいの金額で作ることが可能になると思います。
金額が安くないなら制作会社にお願いしたほうがよくない?
確かに、制作会社のほうが人数が多いので制作の安定感はあるかもしれません。
ただ、フリーランスのメリットが制作〜運営サポートが基本ワンストップで一人の人が担当することにあります。
フリーランスのほとんどが制作会社で長く様々な制作経験を積んできた人たちです。
更にフリーランスとして経営やマーケティングの勉強を実践で積んできた人も多くいます。
つまり「良いフリーランス」に巡り合うことができれば制作会社を超えるメリットが生まれることもあります。
ウェブサイトは公開後も長い付き合いになります。
そういったやりとりも信頼関係の構築できた担当者とやっていきたいと考える人が多いのではないでしょうか?
フリーランスの場合は、担当者が変わることなくビジネスに寄り添った伴走が可能になります。
しかし、一方で事業を辞めてしまったり病気になってしまったときの代わりがいないというデメリットも同時に発生するので、
いかに信頼できるフリーランスと巡り合うかが重要だと思います。
一人でつくるならクオリティが低いんじゃない?
ほとんどのフリーランスが案件毎にチームをつくって行います。
例えば僕の場合は、小規模なサイトであれば僕がディレクション・デザイン必要に応じて撮影や文章制作を行い、プログラミングをチームに外注します。
中規模〜大規模なサイトの場合はディレクションのみ僕が行い、カメラマン、ライター、デザイナー、プログラマーでチームをつくり制作していきます。
キャスティングは案件の規模感や業種、目的に応じて最適なプロフェッショナルを集めることで常に高い品質と課題解決を行います。
そういった理由からクオリティに関してはフリーランスのキャスティングスキルやディレクションスキルに左右されるのかなと思います。
フリーランスは一人だから急な修正とかに対応してくれなさそう
この点もフリーランスによってかなり変わってくると思います。
オーバーワーク気味の人なら対応が遅くなりますし、ある程度仕事量をコントロール出来ている人なら対応スピードが早いです。
個人的にはフリーランスは対応力や評判が利益に直結するので対応力は高いと思います。
僕自身、深夜でも休みでも連絡はチェックしていますし緊急度が高い場合は修正作業を行います。
フリーランスの場合、コンプライアンスの外側にいるのでそういった対応も可能です(泣)
とはいえ、そういった働き方ばかりしていたら体壊しそうなので、休日や深夜はあまり連絡してほしくはないです笑
良いところばかりじゃなくてフリーランスのデメリット教えてよ
もちろんデメリットも沢山あります笑
いきなり連絡つかなくなることがある
僕自身、何度か相談されたことがあります。サイトをつくってもらった人と連絡が取れなくなってサイトリニューアルができなくなったパターンです。ゆるーくフリーランスしている人は長く続けるつもりがなかったりするのでサイトをつくって数年経つと制作業自体を辞めていたりします。その場合、サーバーやドメイン情報が分からなくなったりと色々大変なことになります。
大規模案件のリスクヘッジが弱い
大規模案件でトラブルが起きたときの対応力が弱い場合があります。人数が多い制作会社の場合は人数を動員してマンパワーで解決できることも外注でチームを組んでいるフリーランスの場合は資金繰りがショートしてしまう可能性があります。
スケジュールが埋まりやすい
人気のあるフリーランスほど先の予定が埋まりやすい傾向にあります。簡単な修正程度ならいいのですが、ある程度工数のかかる改修や修正対応の場合、対応に時間がかかることがあります。
マーケティングやSNS・ウェブ広告の知識が低い場合がある
ウェブ制作だけでもかなりの知識と経験が必要になります。これに加えてマーケティングやSNS周り、ウェブ広告の知識までカバーするとなるとかなりの勉強量と時間が必要になります。制作会社の場合担当者に聞くことでカバーすることができますがフリーランスの場合、それが難しいかもしれません。
ざっと考えるとデメリットはこんな感じでしょうか
とはいえ上記の問題もやり方次第で解決することができるので結論フリーランスの実力次第だなーと思います。
選定のポイントとしては下記の点を気をつけるといいかもしれません。
・個人ではなくチームで仕事をしているか?
・制作実績が10件以上(できれば20件以上)あるか?
・事業を5年以上続けているか?
・制作だけではなく、マーケティングや経営について勉強しているか?
・個人もしくは会社名できちんとSNSを運用しているか?
この記事へのコメントはありません。